2022年04月24日

MUFG全国ジュニアテニストーナメント

こんにちは。新年度が始まり、子どもたちも一つ学年が上がったことで、より自覚責任が出てきた者も多くなってきています。
しかしながら、まだまだ甘さがぬぐえない者もいます。チームとしてまとまっていくためにも、一人ひとりの意識を変えていってほしいと思います。


さて、4月の大会結果のご報告になります。

4月5日に、愛知県におきまして全国MUFGジュニアテニストーナメントが開催され、高知高校からは新2年生の西原が出場しました。
1月のウインターズカップで苦しみながらも優勝し、全国の切符をつかんでいて、西原自身も初めての全国出場です。
この全国大会にむけて、冬場に追い込みをかけてきた成果は出たのでしょうか?

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結果
 
 本戦 1回戦    3−6 4−6  ×
 
 コンソレーション1回戦   2−6 1−6  ×

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本戦1回戦では、岡山県代表の選手と対戦。のっけから強烈なフォアハンドでリターンエースを決められ、面食らったような立ち上がりでした。相手選手はとにかく攻撃的に展開してくるタイプで、こちらのショットが少しでも浅くなればすぐに前に踏み込んでくるテニスでした。
しかし、粘り強さが持ち味の西原に対し、相手も徐々にミスが目立ちはじめ、途中でメンタルが崩れかけたようにも見えましたが、その攻撃テニスを押し切った相手選手が終始リードを保つ展開でした。

西原にもチャンスはありましたし、どうにもならない感じはなかったです。課題としては、「ニュートラルなショットが浅い」「サービス力の向上」といったところでしょうか。

コンソレーション1回戦では、兵庫県代表の選手と対戦。本戦に比べてかなりラリーも続き、西原らしい展開も随所に見られましたが、最終的に甘いボールを見逃さない相手選手に終始ゲームを支配されていた印象でした。


全国レベルになると、ただコートにボールがおさまるだけではミスと同じです。「甘いショットはミス」なのです。
相手が嫌がることを徹底してやり続ける狡猾さが、西原には必要です。自己満足なショットをいくら打っても、全国では通用しません。
今後の成長に大いに期待ですね☆

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さあ、いよいよ高知インターハイの年度となりました。チーム一丸、県代表を確実にものにしていきたいと思います。

新年度も、よろしくお願い申し上げます。

posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 17:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月23日

ウインターズカップ2022 

寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルスが全国的に急拡大しています。これ以上深刻な状況にならないことを祈るばかり。
一人ひとりができる感染対策を、地道に徹底していくことが肝要です。

冬場はトレーニング量が増え、また県外遠征もストップしている状況で、選手たちのモチベーション維持が課題です。
しかしながら、やる気のある高校生を筆頭に、高知学園テニス部は今日も元気に活動、です☆


さて、年始の試合結果の報告です。コロナウイルスが拡大する直前の1月5日〜8日にかけて、春野テニスコートウインターズカップが行われました。
全体的にやや苦戦していた昨年の悔しさを乗り越えられたのでしょうか。


18歳以下シングルス
 優勝    市川 颯人
 ベスト8  金子 剛流

16歳以下シングルス
 優勝    西原 大海

中3以上ダブルス
 優勝    市川・西原
 準優勝   金子・友成

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中2以下ダブルス
 ベスト16  森岡・宮本


18歳以下シングルスでは2年生の市川が優勝。昨年の夏頃から悔しい結果が続いていただけに、この優勝は自信を取り戻せるものとなったのではないでしょうか。うまくいかない時も、ひたすらラケットを振ってきた努力の成果。チームのみんなの思いも背負っての優勝でした。

16歳以下シングルスは全国大会であるMUFGジュニアの予選も兼ねていて、1年生の西原は昨年の決勝で接戦の末に優勝を逃していました。奇しくも同じ対戦相手でしたので、今回はリベンジを果たしたかたちとなりました。しかし、攻めどころを何度も逸す苦しい展開。最後はリスクを恐れず攻めた西原にわずかの差で軍配。まだまだ満足せず、全国出場にふさわしいプレイヤーを目指しましょう。

中3以上ダブルスでは、市川・西原金子・友成の同校決勝となり、市川・西原が優勝となりました。
2人はカテゴリーは違えど二冠達成!高知高校としても大変盛り上がる結果です。
注目は準決勝で第1シードを破った金子・友成ペア。2年生で丁寧さが持ち味の金子、1年生でオールラウンドなプレーができる友成というダブルスです。2人ともテニスに向き合う姿勢はなかなかのもので、やはり日頃の努力の成果があらわれたように思います。ダブルスとしてはまだまだ荒削りで、決勝ではやや経験の差が出てしまいましたが、今後大いに期待できると感じています。

中2以下ダブルスは上位進出者はいませんでしたが、1年生ペアがベスト16となりました。けっこうサーブが決まっていましたネ。
中学1年生は現在8名。テニス面以外の部分で私に指導されることも多いです。まずは心の成長、ですよ☆



今回は、上記の選手以外にも、自分でたてた目標を達成できた者も多くいて、全体的には良かったと思います。

しかし、テニス以外で自らの行動を猛反省しなければならない者もいました。
より結果にこだわるためにも、つまらないミスは二度と引き起こしてはいけません。


個人としても、チームとしても「勝って兜の緒を締めよ」の精神で邁進です!

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最後になりましたが、応援方法が制限されるなか、子どもたちに熱い視線でもって応援くださりありがとうございました。
今後も、コロナウイルス対策を第一に部活動を運営してまいります。ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 00:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月03日

2022年 新年あけましておめでとうございます☆

新年あけましておめでとうございます。

本当にしばらくぶりのブログ更新となってしまいました。各種大会のご報告もままならず、申し訳ありませんでした。

昨年は高知学園テニス部に格別のご高配を賜り、本当にありがとうございました。


新チームは最上級生である高校2年生が2名と少なく、中学生を含めた下級生たちをまとめるのに苦心しているようです。
リーダーシップを発揮することは、テニスとはまた別の力が求められるのでしょう。

もちろん、それぞれの代にキャプテンはいます。ただ、今までに悩まなかったキャプテンなど一人もいませんでした。

 「嫌われたくない」「色々とやらないといけない」「チームで一番真面目じゃなきゃ」「試合で勝たないと」

こういった思いがめぐりめぐっては胸をたたき、時にしんどくなることもあります。

ただし、それらはあくまで理想です。理想を追求することは大切ですが、それぞれの代のそれぞれのキャプテンの良さこそ発揮されるべきです。同じキャプテンや同じ代などひとつもないのです。

今の代に私が求めたいのは、“同じ方向に目をむけること”です。
キャプテンや上級生は、下級生の方ばかり見るのではなくて“自分の目標を見る”のです。そして、下級生も下から同じ目標を見る

常に同じ夢や目標を共有し、それにむかってひたむきに頑張れるか・・・。
キャプテンや上級生は、下級生を良い方向に導いていくことがもっとも大事だと思います。
そのために、ぜひチームとして同じ夢や目標を見させてあげてほしいですね。もちろん、一人ひとりの目標もたてておきましょう。


2022年は高知県で全国高校総体(インターハイ)が開催される予定です。
出場枠も広がりますが、当然県では優勝しかねらっていません。そして、全国の舞台で勝つことを目標にしています。

上級生も下級生も、高校生も中学生も、レギュラーもそうでない者も、男子も女子も、お父さんお母さんも、みんなみんなの目標です。


1月3日に練習がスタートしました。みんなのまた一段と成長できる2022年が楽しみです☆

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本年も、高知学園テニス部をどうかよろしくお願い申し上げます。オミクロン株を吹き飛ばしていきましょう!
posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 16:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月09日

四国ジュニア選手権

こんにちは。更新が遅くなり申し訳ありません。

毎年書いていますが、高知学園のホームコートのひとつである新屋敷はハードコート
夏はもうまさしく灼熱の鉄板の上で活動しているようなもので、熱中症には十分注意をしなければなりません。

しかし、夏場の試合は一番日が高くのぼる日中に入ることも当然でてきます。
試合本番で暑さに負けてしまわないよう、ある程度は慣れておくことも必要です。

高知県内の学校では唯一といっていいハードコートを備えている高知学園テニス部。
絶対に無理はいけませんが、ハードコートでの活動によって暑さに強くなるなら、これほどありがたいコートはないのかもしれません。

県内の公式戦はオムニコートですが、四国大会・全国大会ともなるとハードコートで勝負をしなければならない場面も年々増えてきました。

テニスはサーフェスの違いが大きくプレーに影響します。
日頃からそういった意識をしっかり持っていくべきですね。


さて、前置きが長くなりました。7月11日〜18日四国ジュニアについてお知らせします。
ちなみに、今回は高知県開催。なので、オムニコートでした☆
愛媛県の砥部テニスコートはハードなので、次回以降経験できることでしょう。


結果
 18歳以下シングルス  
  ベスト16  市川 颯人
  出場     金子 剛流
 18歳以下ダブルス
  出場     市川・金子

 16歳以下シングルス
  ベスト8   西原 大海
 16歳以下ダブルス
  出場     友成・西原


18歳以下シングルスでは、2年生の市川が初戦を突破して2回戦へ。相手は第3〜4シードの愛媛県の3年生選手でした。
序盤は、市川の生命線であるアドサイドのワイドへ逃げていくサーブを、うまくバックハンドでコーナーに決められるなど、劣勢の苦しい展開。さすがになかなかミスもしてくれません。
しかし、中盤以降徐々に市川のストロークが相手を上回る場面もでてきて、数ゲームを連取。
結果的に6−8で敗れたものの、本人いわく「次につながる」と収穫のあった試合になったようです。

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同じく2年生の金子が出場。初戦4−8で敗れたものの、思い切りよく攻めることができたポイントもあり、市川同様次につながる試合となったのではと思います。


16歳以下シングルスでは、1年生の西原がベスト8に進出。第1シードの選手と対戦しました。
3セットマッチ(最終10Pタイブレーク)で戦いましたが、全てにおいて相手が上。特に安定感といったところでした。
西原も県内では安定感に定評のある選手。しかし、やはりまだまだ県レベルであったことは否めません。
特に今回は振られた時のバックハンドのアウトミスが目立ちました。
何とかスライスで対応しようとしましたが、そのスライスも浮いてしまいました。
このあたりが課題となりそうです。結果0−6、3−6の完敗・・・。

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ダブルスは、残念ながら四国レベルにはまだまだ達していません。一人ひとりの技術が、二人になった時にうまくかみ合っていない印象です。
秋の団体戦のためにも、まずは一人ひとりの技術を生かすよう工夫をしていきましょう。
基本的な戦術・戦略などはその後です。


全体的に、やはり県レベルでおさまってしまっていると危機感をおぼえました。私自身、猛省しなければ。
暑い夏をどう過ごすかで、秋・冬の結果が大きく変わってきます。
新型コロナウイルスで制限しなければならないことも多くありますが、やはり“練習”ですね☆


最後になりましたが、日頃から選手たちのサポートをしていただき、保護者の皆様には感謝申し上げます。
無観客という大会が続いておりますが、これからもよろしくお願いいたします。

posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 22:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月16日

高知県テニス選手権ジュニアの部 

こんにちは。永らくブログ更新が滞っておりました。申し訳ございません。
全国的に梅雨明けが発表されておりますが、近ごろは昼間からに悩まされ、屋外でのオンコートでの練習が難しい状況です。

中高生ともども、1学期末試験が終わり、「さあやるぞ!」と意気込んでいましたが、少し肩透かしをされた思いです。

暑い暑いにむけ、一刻も早く体力を戻さなければならない時。
部員は雨でもトレーニングにいそしんでいます。

ボールが打てない時でも、しっかりと集中して取り組んでもらいたいですね☆
それが次につながります。



さて、お知らせが遅れておりました高知県テニス選手権(6月5日〜26日)18歳以下・16歳以下のシングルス、ダブルスそれぞれの結果をご報告いたします。
18歳以下は高3と高2、16歳以下は高1と中3が出場しました。


18歳以下男子シングルス

 第5位  市川 颯人    第6位  金子 剛流

18歳以下男子ダブルス

 ベスト4 市川・金子

16歳以下男子シングルス

 優勝  西原 大海   
 ベスト16  友成 航大  天野 裕太  森本 慎之介  前田 亮太郎

16歳以下男子ダブルス

 準優勝  友成・西原   ベスト8  天野・安井   森本・前田


18歳以下では高2生の市川、金子がシングルス・ダブルスともに四国ジュニア出場を決めました。
TOP4はすべて高3生でしたので、県内の高2生のなかでは一番成績が良かったです。

特に金子は、順位決定戦で今まで一度も勝てなかった相手に競り勝ち、一皮むけたように感じました。
日頃からコツコツと努力する姿が微笑ましい選手です。

新チームエースの市川とともに、となってくれることを期待しています。


16歳以下では、実績ある西原が、シングルスで貫録の優勝でした。
中学時代から、安定感のあるストロークが武器のベースラインプレーヤーです。
サーブとネットプレーの質を上げていけば、また一味違った強みを出せるはず。
ベスト16には上記4名が進出。お互いに負けじと切磋琢磨しながら成長していっています。

ダブルスでは友成・西原が準優勝。決勝戦、友成がやや緊張していたかな?
でもとても良い経験になったと思います。悔しい気持ちをバネに次こそは勝つぞ!
ベスト8に進出した残り2ペアも、課題は多いものの伸びしろのあるペアだと思います。



全体的に、満足のいく試合もあれば悔しい試合もありました。

大事なことは、「どんな状況であっても、ベストを尽くせたか」どうかです。

相手も勝とうと必死です。それを上回るには、確かな準備覚悟が必要です。

頼りになった高3も引退しました。今度は自分たちが「チームの顔」になる番です。

受験勉強もあるのですが、今回一人だけ、本校の高3生がエントリーしていました。

上位進出とはいかなかったですが、本当に真面目にコツコツ取り組んできた自慢の生徒です。
不器用な面もありましたが、後輩に慕われ、飾らず礼儀正しい姿勢が印象的でした。

そんな彼も引退・・・。特に高2生はお世話になりました。彼らの意志を受け継いでいくことも、新チームの大切な役割です。


これからも、後輩たちの応援を、よろしくお願いします☆


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次回は、四国ジュニアについてお伝えします。

保護者の皆様におかれましては、新型コロナウイルスの影響でまだまだ制限があるなかですが、日頃より選手たちのサポートをしていただき、感謝申し上げます。
夏は熱中症の危険もありますので、重ねて選手たちの体調管理を万全にしていただけるよう、よろしくお願いいたします。   



posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 19:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月01日

令和3年度 高校県総体 団体戦

こんにちは。

昨年は、新型コロナウイルスの影響で中止となった県総体でしたが、今年は関係各所のご尽力により実現されました。
選手たちには、大会が開催されることへの感謝の気持ちを忘れないよう、だからこそ全力を尽くすように話をしてきました。

また、今年は例年より20日ほど早い梅雨入りとなり、体調管理にも気を配りつつ練習に励んできました。

3年生にとっては最後の大会。
3年生は後輩たちにどれだけ大きな背中を見せられるか、1・2年生は3年生の背中をどれだけ追いかけられるか・・・。

年代によって様々な特徴がありますが、この大会については毎年目標は同じ。

「チーム一丸」「自分らしく」「感謝」

新型コロナウイルスの影響でなかなか遠征や練習試合、さらには練習時間も制限されるなかで、どれだけこの目標に向かっていけたか。

根底にあるこの目標を忘れず、いざ出陣!



団体戦 結果

 1回戦  vs  明徳義塾    2−0
 
 2回戦  vs  高知工業    2−0

 準決勝  vs  土佐      2−0

 決勝   vs  高知中央    1−2



先の春季大会の結果から、高知高校は第3シードでの出場でした。
シングルスには2年生と1年生を、ダブルスには信頼できる3年生ペアを主に起用しました。
練習試合ができていなかったからこそ、毎試合ごとにどんどん成長していく姿がとても印象的でした☆

特に準決勝の第2シード土佐高校さんとの試合では、総合力で勝る相手に対してメンタル的に圧倒できたように思います。
特に小野・掛橋の3年生ペアが躍動し、チームに力を与えてくれました。
結果的にシングルス2本で試合が決まりましたが、後輩シングルス2人の精神的支柱となったのは間違いありません。

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決勝戦では、第1シードの中央高校さんと対戦。実力では格上と見ていました。
掛橋と1年生の西原でダブルスは終始圧倒し、6−1で勝利。ダブルスをまず先取し、シングルスにプレッシャーをかけていく高知高校らしい作戦を展開。

シングルス2の金子は粘りを見せ善戦したものの1−6で敗戦。すべてはシングルス1のエース対決にかかりました。

相手は春季大会優勝の県内No1選手。関西出身なだけに、高知県の選手にはなかなかない優れた展開力をもった好選手です。
一方、こちらは2年生エースの市川。左利きからの強烈なサーブとフォアを軸に真っ向から挑んでいきました。

しかし、ポイントとなるゲームを落とし、徐々に劣勢に・・・。2−6で敗戦しました。



今回、優勝を目指し一丸で取り組みましたが、一歩及びませんでした。監督として責任を感じています。

団体メンバーも、そうでないものも、一人ひとりが最後まで諦めることなく、無観客のなかでも必死に応援する姿に胸が熱くなりました。

これだから「団体戦」はすばらしい! 今年も、改めてそう思わせてくれた選手たちに、感謝です。



実は今回、チームが乗り越えなきゃいけなかったことがありました。

チームのキャプテンであり、ダブルスでも実績を残してきた3年生の野町が、直前に不慮のケガのため出場できませんでした。

私自身、このような経験は初めてでしたし、何より本人がショックを受けたでしょう。
当然、チーム全体にも影響を及ぼしました。それだけ、彼の存在はチームにとって大きかったのです。

しかし、彼は強かったです!
一番ショックを受けていたはずの本人が、誰よりも前向きに、気丈に振る舞い、チームの不安を和らげてくれたのです。
ネガティブな発言は一切なく、泣き言も言わず、自身が出場絶望的な状況でも、県総体の個人戦に間に合わせたいと言ってくれたのです。

結果的には間に合いませんでしたが、団体戦決勝の前にチーム全体を集合させてTV電話で激励!

まさにキャプテンの鑑・・・。力が宿った瞬間でした☆



今回の団体戦で学んだことは、まさに「団結」することの大切さでした。

団結すれば、実力差をはねかえすことができるということです。

団結するためには、自分を犠牲にすることも人のために尽くすことも必要ですし、勝つという責任を背負わなければいけないこともあります。
時にはチームのなかで衝突することもあります。
様々な経験を積み重ねての「団結力」・・・、それが「チームの強さ」です。


今回のチームは実に様々な経験をした。つらいこともあった。

そんなチームを、私は誇りに思います☆



最後になりましたが、検温をはじめ選手たちへの日頃からのサポート、心よりの応援をしていただいた皆様、ありがとうございました。
四国総体が6月19日にありますので、また応援のほど、よろしくお願いいたします。




posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 12:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月17日

高知県中学生テニス選手権

こんにちは。にしては少し寒いくらいの毎日が続いています。
寒暖差が激しく、新型コロナウイルスなど感染症にも気をつけなければと思います。

新学年となり、まずは新しい環境に慣れてほしいところ。
部活動だけでなく、進路を見据えた勉学の方にも邁進してもらいたいですが・・・。

なかなか勉強はうまくいかない部員が多いみたい(泣)


しかしながら、テニスも勉強もある意味ではつながり合っています。
テニスで良い結果を得られれば、それが自信となり勉強面にも必ず良い影響が出ます。
反対に勉強で良い成績が出せれば、より安心してテニスに打ち込むことができるものです。


「文武不岐」

文も武もお互いつながり合っているという意味。
高知中高の新しい校長先生の言葉です。

確かに、両方を成し遂げていくのは並大抵のことではないかもしれません。
それなりの努力と覚悟が必要でしょう。

ただ、両方とも大事なら、どちらか一方ではなく両方とも目指してしまえばいいと思います。

難しいと感じても、ぜひチャレンジしてもらいたいですね☆
より確かな成長のためにも。


さて、4月2日・3日に、高知県中学生テニス選手権が行われました。
シングルスは全国中学生テニス選手権四国地域予選の予選を兼ね、ダブルスは7月の同大会県予選のシード資料となります。

新中学3年生にとっては最上級生としての最初の県大会。
コツコツと努力を重ね、少ない人数ながらも、中高合同のチームをよく支えてくれていました。
喉から手が出るほど欲しい結果でしたが、どうだったのでしょうか?


結果

シングルス  ベスト4   田中 そら
       ベスト16  中平 結雅

シングルスでは田中がベスト4入り。課題であったサーブとストロークの安定感が増したのが勝因です。
しかし、準決勝では1学年下の選手に圧倒されてしまいました。四国でも実績のある選手ですが、ぜひ追いつき、追い越してもらいたい☆

順位決定戦には中平がすすみました。腰のケガがあり、本人も悩みながら、それでも前を向いて日々取り組んできました。
人一倍負けず嫌いな彼。たくさん試合もできたので、次につながるはず!

ダブルス   準優勝    田中 そら  大野 竜平  ペア
       ベスト16  田所 頌平  中平 結雅  ペア

ダブルスでは上位シード選手を下しての決勝進出。田中がリードし、大野がそれに応える展開でした。
田中の気迫あふれる強打と、随所に見られる大野のネットプレーや粘り強さが光りました。
決勝ではやや押し込まれるシーンが目立ちました。ダブルスとしてのポイントパターンをもっと確立させていきましょう。

田所・中平ペアも1回戦を突破、シード選手相手に敗れたものの、息の合ったプレーを見せてくれました。
特に田所はレフティーですので、ダブルスの実力をぜひつけてもらいたいと思っています。

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二人は初めての個人戦表彰状でした☆
大会が行われたことに、感謝です。


さあ、次の大会に向け、また再スタート!



posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 18:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月13日

新年度が始まりました☆

こんにちは。新年度も高知学園テニス部をよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスの影響も大きいなか、部員たちは元気に活動しています。

春先は県外遠征もままならず、基礎練習や県内練習試合などでレベルアップをはかっていました。
モチベーションの維持が一番の課題です。特に最後の年となる高校3年生には頑張ってもらいたいところ。


テニスは絶対にひとりではできないスポーツ

試合はもちろん、球出しやラリー練習だって必ず誰かのサポートが必要です。
…壁打ちや素振りなどはひとりでもできる練習ですが、「スポーツ」とはいえないでしょう。

モチベーションの維持が難しいと感じたら、遠慮なく誰かに助けてもらいましょう☆

困っている、苦しんでいる仲間がいたら、声をかけてあげましょう。

それが「チーム」です。

甘えてばかりの者も多いですが…。

ぜひ助け合えるチームであってほしいものです。


先日、卒業生が練習に参加してくれました。それぞれがそれぞれの道で頑張っています。
刺激をもらえ、部員たちもモチベーションが上がったことでしょう。

感謝、感謝☆


〇 2016年度卒業生  市川 大誠 くん

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高校時代は県総体団体を連覇して2年連続でインターハイ出場、松山大学に進学し、インカレにも出場しました☆

高校キャプテンの野町とダブルスを組み、大学テニスならではの試合を披露。
ダブルスで大事なことを細かくレクチャーしてもらいました。
 
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〇 2018年度卒業生のメンバー

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14名と大所帯の学年で、8年ぶりの選抜出場を果たし、県総体団体も制覇。インターハイでは見事初戦突破をしました☆

程度の差はあれど、みんな今でもテニスに関わっていて、本当にテニスが好きだなあと感じさせてくれます。



色んな人に支えられての「今」がある。

こんな状況だからこそ、人と人とのつながりを大事にしていきたいですね。
私も勇気をいただきました。ありがとう☆


さあ、いよいよ高校生は4月半ばから末にかけて県総体予選が始まります。
日頃支えてくださっている人たちへの感謝の気持ちを忘れず、全力を尽くしていこう!

一本先行!


posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 00:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

令和3年 スタート☆

新年あけましておめでとうございます。
本年も高知学園テニス部を、どうぞよろしくお願い申し上げます。子供たちの体調面などのサポートもぜひお願いいたします。



今年度、新型コロナウイルスの影響で、多くの活動が制限されてしまいました。
練習環境への影響、遠征や練習試合の自粛、さらには選手たちの成果を示す公式戦の中止など、枚挙に暇がありません。
毎年恒例の高知学園テニス部親子テニス大会もやむなく中止となりました。


令和3年度も、引き続き大きな影響がみられるであろうことは容易に想像できる事態です。

年始1月5日から開催予定でしたウインターズカップも、16歳以下のSのみ行われます。
特に高2生たちにとっては、中高6年間の集大成となる大会がまたひとつなくなってしまい、本当に残念に思います。

しかしながら、「それでもやっていく」という強い意思をもち、ひたむきにテニスに向き合うしかありません。

大事なことは、「この状況にけっして心折れないこと」

確かに、なかなか自分ひとりではモチベーションの維持は困難でしょう。
だからこそ、チームメイトたちがいます。声をかけあい、励まし合い、時には厳しい言葉を投げかける・・・。
先輩は後輩に背中を見せ、後輩は先輩に追いつこうと必死に取り組む。

感染予防のため、人と人とのつながりが遮断されているこの環境下でこそ、部活動における意義が求められるのです。


この困難を乗り越えた先に、きっと良いことがある!
そう信じて、今日も練習に励んでいます☆


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なかなか練習試合も組めないので、中学校vs高校生でゲームをしてみました。

普段なかなかできない高校生との試合に、中学生たちは全力でぶつかっていっています。
試合後には高校生から中学生に、個別に丁寧なアドバイス。こういった中高でのつながりがあるのも、高知学園テニス部ならでは、です☆
トレーニングの際、「俺についてこい!」と後輩に檄を飛ばす高校生も。なんとも微笑ましい☆


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ただ、この週末は全国的に大寒波が襲来!コロナだけでなく、寒さ対策も大変・・・。
頑張れ、みんな!

posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 11:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月15日

高校新人戦 個人戦

こんにちは。

11月も半ばになりました。コロナウイルスの「第3派」が心配されておりますが、高知県は比較的落ち着いています。
しかし、いつ何時、学校活動がおびやかされる事態にもなりかねません。
テニスができる環境にあることに感謝しつつ、日々の取り組みを大切にすることも忘れてはいけません。

四国選抜に出場できなかった悔しさもまた、忘れてはいけませんね。


最近はまた基礎的な練習に立ち返り、特に最初のウォーミングアップやオンコートトレーニングを「丁寧に」行うことを再確認しています。

とにかくケガがこわい寒い季節。固まった筋肉を急に動かしたりすれば、肉離れや炎症をおこしてしまいます。

現在、中高生ともにややケガ人が多い・・・。
しっかりとした対策を講じておいてのケガならば頑張った証ですが、そうでないのならただのサボりです。

日頃の真面目さが問われる季節です。部員一同、意識していきましょう☆


さて、高校新人戦の個人戦についてお知らせします。更新が遅くなり、申し訳ありません。


シングルス   
 ベスト8   市川 颯人
 ベスト16  掛橋 祐貴      

ダブルス
 ベスト4  市川・金子 ペア
 ベスト8  岡本・井津 ペア

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シングルスでは1年生の市川がベスト8、掛橋がベスト16に進出。2名とも同じ選手に敗退しました。強烈なサーブを攻略できず、終始相手に主導権を握られる苦しい展開でした。2名は四国チャンピオンシップ大会に出場できますので、レシーブからの展開を意識してみましょう。

ダブルスでは、1年生ペアの市川・金子が上位シード選手を下してTOP4入り。また、2年生ペアの岡本・井津がはじめてベスト8入りを果たしました。団体戦でのダブルス練習が少し活かされたかな?

特に岡本・井津は接戦を制して勝ち上がりました。中学生の時から、本当にコツコツと真面目に取り組んできた2人。やや不器用な面があるものの、丁寧な試合運びが持ち味です。
やっとこさの結果に、仲間たちも嬉しかったと思います。次もやるぞ!


仲間が勝てば、「嬉しい!」んです。負ければ「悔しい!」んです。

コロナウイルスの影響で「無観客」であるこの状況でも、大切なことはやはり“仲間と一致団結する”こと。

勝ち負けだけでなく、色々なことを仲間と共有できる・・・本当に幸せなこと☆



さあ、高校2年生にとっての団体戦はあと残すところ5月の県総体のみ。

仲間と同じ方向を向き、お互い切磋琢磨して、「一致団結」です!



最後になりましたが、今大会での大きなご支援をたまわり、保護者の皆様やOBの皆様に感謝申し上げます。
まだまだ無観客の制限は解けないかもしれませんが、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
posted by 高知中学高等学校 テニス部(男子) at 18:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする